遅延について。
ポケカにおける遅延という行為。
今回はそれについてアンケートをとってみたいと思います。
遅延とは、無駄に自分のターンを引き伸ばすことによって、サイド差で勝利する技術であります。
ポケモンカードは、囲碁や将棋のように、自分の持ち時間がきめられてないので、このようなことが可能です。
これは、ジムファイナルで自分がPCLにしつこく何度も確認したことですが、ある程度の長考はみとめられています(手札の枚数が多くて、色々考えることができることが第一条件ですが)
確認したところ、1プレイ30秒以内等の規定ルールはないそうです。
なので、手札さえおおければ、2分ぐらいまでなら考えても、それは長考とみなされます。
傍から見てれば何を考えてるのかわからないので、公然と時間稼ぎをすることが可能なんです。
まぁ流石にやりすぎると警告くらうかもしれませんが。
先日、自分次のような対戦を実際の公式大会でやりました。
予選1戦目VSケンジロウさん
向こうは最悪のスタートの、ミュウツーδ
こっちはナックラースタートでまぁかなしい(ラティならただで逃げれるのに(´・ω・`)
お互い ついたエネをリムしあって、逃亡をそしし(ぁ
こっちが ポワルンでδドローできたときには、すでに雷ラティ起動状態。
ワーポをうたれて、こっちはしぶしぶ、ラティオスδexでうける(多分これが最大のプレイングミス、サイドあげとくべきでした
それに対して こっちも負けじと ラティアスδで パワークラッシュをうち、サイドGET。(向こうのラティδexの準備がまだだったため
これで サイド こっち残り3 向こうサイド4
んで、それから、残り10分でお互い、ラティオスδexの アイスバリアの打ち合いによる 均衡状態。
お互い、「どうぞ」っていってる始末(ぁ
まぁわかるのでいいですが、親しくなかったら「さっき、アイスバリアしてませんよね?」で負けてました;;
こっちが均衡状態をやぶるべく、一撃でやられないフライゴンδでスピードスターをうつも、カウンターでフライゴンδをうしないうのは痛いため、それまで
以後、5分ぐらい、ひたすらアイスバリアの連続
こわいのは向こうがリバースをひきあてること・・・・だけど、ひきあてたのも裏がでて、なんとかセフセフ
残り2分で、ケンジロウさんが、このままだとお互いとったサイドの枚数が少ないので、どうしますかね?といってくるけど
さまざまなパターンを頭で考えてみるも、やっぱりこっちからなぐっていったら無理なので、こっちアイスバリア。
この時点で残り 1分
んで、そういうことならば、とケンジロウさんが、ミュウツーδでなぐってきて、ラティアスδexをおとす(一度ワーポをうけてなければたえてたのに・・・)
残り30秒でターンを渡してくれる。
この時点で 残りサイド こっち3 向こう2
こちらは、サポをつかったり、PPをつかったりして、残り10秒。
10 9 8 7 でエネをつける
5
4
3
2
で、自分
「ごめんなさい」といいながら、で
手札に温存してた 逆転マジックハンドを使う。
1
で、時間になるも、まだ自分のターン。
というよりも勝負は最後のプレイヤーのターンの終りまでなので、壕のターンのおわりまで
まぁでもケンジロウさんも、ハンドを出された状況で、すべてを理解し、「ありがとございました」で終わる。
処理としては、ハンドで傷ついたラティアスδexをよび、こちらのラティアスδexのパワークラッシュで倒して、サイド こっち1 相手2 で勝利なんだけど
今思えば お互いそんなことするの忘れてました(おぃ
なんとかあぶない勝ちをひろう。
はい。
いわゆる遅延行為。
自分は30秒間自分のターンをキープしてたことにより勝利しました。
もし、すばやく逆転マジックハンドをつかってサイドをとったとしたら、その次にカウンターをくらいサイドを全部とられて負けていました。
しかし、もし、ケンジロウさんが1分間自分のターンをキープしてたら、負けてました
(ミュウツーδでラティオスδexを倒してサイド2枚とった時点で終われば、2:1でケンジロウさんの勝ちなので)
逆に、自分が、2分間、自分のターンをキープしてたら、最後にフライゴンδで相手のラティオスδexを倒して、サイド差1:3で勝つこともできましたし
さらにその前からケンジロウさんが遅延をしてれば、自分は負けてました。
場の状況、手札の多さ、ラティウイニーという選択肢の幅の広さ、等々から考えて、3分間程度の長考をしてもおかしくないです。自分も1分間長考して色々シミュレーションしてますし、時間さえあればもっと色々考えたかったぐらいです。
アイスバリアの連続をどうやぶるか、何でやぶって、何でカウンターくらわすか、やぶって有利になれるのか、サイドを全部とりきるのか、相手の手札にはあと何枚力のカケラは残ってるのか、こちらのエネルギーはたりるのか、などなどあの時はほんと色々頭の中をめぐってました。チリーンδでなぐることすら考えてましたからねぇ。
1分考えた結論としては、思いつく限りどうなぐっても自分はサイドをとりきることができず、たとえ相手がリバースをうってきて成功したとしても、そのサイド差を利用してハンドをうった方が懸命という結論にいたりました。もう少し考えてたら別の手が浮かんでたかもしれないですが、今頃いってもしょうがないですしね・・・・。
ちなみにこの対戦はマスター・シニア合わせてに最後の最後までかかった対戦でPCLも二人ついており、確認はとってないんですが「どうなってるの?」「難しい場です」のような会話があったような気がします。
この勝利が、ケンジロウさんと自分の決勝トーナメント進出の命運をわけました。
この勝利は、非常に大きな意味をもっていました。
この遅延が、ケンジロウさんと自分の決勝トーナメント進出の命運をわけました。
この遅延は、非常に大きな意味をもっていました。
遅延行為。
卑怯な行為ですが、ポケカのルールの特性上、ギリギリグレーゾーンな行為といえます。
これは独断ですが、強い人ほど、この遅延行為を「技術」と称します。
戦いに非情になれない人ほど、この遅延行為を「イカサマ」と称します。
それでも、度合いというものがあります。
あなたはどう思いますか?
以下の5つの選択しからお答えください。
・30秒以下でもよくない。そのようなサイド差による時間切れ勝利をねらうこと自体間違っている。
・30秒はいいが、1分遅延となるとダメ。
・1分までならいいが、2分程度になるとダメ。
・2分程度までいいが、3分程度になるとダメ。
・3分以上でも、いくらでもいい。それは技術だ。
最後に遅延をあつかった過去のTOP絵をおいておきますね。