15 パスカルの鼻は長かった/小峰 元
長門有希に挑戦 その4
- 作者: 小峰元
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1977/05
- メディア: 文庫
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長門有希に挑戦にはこんなのまで混ざってたのか。
なんというか、明るい、非常に明るい青春小説。
学園モノとかけば一気にラノベくさくなるのに、それとは無縁。
なんというか、『ずっこけ三人組』が高校生になってやってるようなもん。
妙に、哲学くさいこという主人公なんで、それが気になりますがw
だけど、ネタが古くてついていけない
おれは不思議でたまらなんのだが、女の子に“理想の男性は?”と尋ねると
「男らしい人。たよりがいのある人。どっしりした人」
という、至極まともな答えが八十パーセントをしめるそうだ。そのくせ、実際のところは、郷ひろみ、三善英史、沢田研二あたりにキャアキャアやってる。ひろみのどこが男らしくて、英史のどこのあたりがたよりがいがあって、研二のどのへんが、どっしりしていらっしゃいますかね。
当時の高校生にうけるように・・・書いたのかねぇ・・・
とりあえず、ネタは古くて、時代を感じますが
口調はどくとくで、しかも、きれいにさっぱりしてる小説なんで
好きな人はどうぞ。