13 五番目のサリー/ダニエル・キース

五番目のサリー

五番目のサリー

長門有希に挑戦、2冊目は、二番目に見つけた5番目のサリー

ダニエル・キースの作品は、『24人のビリー・ミリガン』を高校の時に読んだことあるはず。

あるはずなんだが、おおまかなあらすじ以外何も覚えてない、そんな感じなので、まぁ初。


この話は、『24人のビリー・ミリガン』と同じく、多重人格の話。

あらすじとしては、

主人公サリーは5人の人格をもつ多重人格者の女性で、勤め先の恋愛等を通じて他人格を意識できるようになり、

治療を通じて、5人を融合していく試みをはじめる。

という話。

読んでる中で、同じようなあらすじの話どっかで見たな・・・とデジャビュを感じてたんですが

思い起こせば、漫画でした。

まほらば

http://www.square-enix.co.jp/magazine/wing/mahoraba/

アニメの方は、「多重人格」というワードが放送コードにひっかかるらしく、「変身」となってるんで、漫画を読むのをお勧め。

こちらは、

主人公蒼葉梢は、5人の人格をもつ多重人格者の女性で、貸家内での恋愛等を通じて他人格を意識できるようになり

治療?を通じて、5人を融合していく試みをはじめる

という話。



というわけで、人格の数も性格の分離も同じようなため、比較して読んでいたんですが

やっぱ漫画と小説じゃ話の深刻さが違いますねぇ・・

分裂のきっかけになったトラウマとかやっぱぐろいわ。

グロいけど、本来こういうもんなんでしょうね。


ラストはまぁ単なるハッピーエンドじゃないぶんよかったです。

まぁそうなるわな、と・・・・・。

人間にとって感情とは何か、人格とは何か、考えることができた気がします。