13 五番目のサリー/ダニエル・キース
- 作者: ダニエル・キイス,小尾芙佐
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1991/05
- メディア: 単行本
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長門有希に挑戦、2冊目は、二番目に見つけた5番目のサリー
ダニエル・キースの作品は、『24人のビリー・ミリガン』を高校の時に読んだことあるはず。
あるはずなんだが、おおまかなあらすじ以外何も覚えてない、そんな感じなので、まぁ初。
この話は、『24人のビリー・ミリガン』と同じく、多重人格の話。
あらすじとしては、
主人公サリーは5人の人格をもつ多重人格者の女性で、勤め先の恋愛等を通じて他人格を意識できるようになり、
治療を通じて、5人を融合していく試みをはじめる。
という話。
読んでる中で、同じようなあらすじの話どっかで見たな・・・とデジャビュを感じてたんですが
思い起こせば、漫画でした。
まほらば。
http://www.square-enix.co.jp/magazine/wing/mahoraba/
アニメの方は、「多重人格」というワードが放送コードにひっかかるらしく、「変身」となってるんで、漫画を読むのをお勧め。
こちらは、
主人公蒼葉梢は、5人の人格をもつ多重人格者の女性で、貸家内での恋愛等を通じて他人格を意識できるようになり
治療?を通じて、5人を融合していく試みをはじめる
という話。
というわけで、人格の数も性格の分離も同じようなため、比較して読んでいたんですが
やっぱ漫画と小説じゃ話の深刻さが違いますねぇ・・
分裂のきっかけになったトラウマとかやっぱぐろいわ。
グロいけど、本来こういうもんなんでしょうね。
ラストはまぁ単なるハッピーエンドじゃないぶんよかったです。
まぁそうなるわな、と・・・・・。
人間にとって感情とは何か、人格とは何か、考えることができた気がします。