16 “文学少女”と月花を孕く水妖

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

待ち時間に購入。

別巻なんで、どこでも手に入るから、わざと残しておいた感じ。

最近文学少女シリーズはどこいっても売り切れだから困る。

みんな話題作に飛びつきすぎ、俺も含め(


時系列的には2巻の終わりなんですが、刊行された順ってことで6番目に読む。

元ネタは泉鏡花の『夜叉ヶ池』なんですが、文体が古文で、しかも登場人物が頭の中で混乱し、読むのやめました。

やっぱり苦手なのもありますね・・・・まだ。


ですが、やっぱ別巻。

展開がいつもの文学少女と違う気がする。

いや違うか

話の筋と、それまでの5巻が同時にはっていたもう一つの筋がなくなった分、楽に読める・・・のかな?

そんな感じで、まぁ普通のサスペンス小説みたいな感じで受け取っていきました。


そして、いつもどおりの二転三転があり、まぁこれは分かりやすかったんで特になにもないですが

いつもどおりの後に、そしてきれいに最初にばら撒いた伏線を回収しおった、まぁもうなれたわ、と思って読んでたら

・・・・っと、あれ?



最後の章は、時間がおもいっきり飛ぶ。

もう、漫画の最終回でよくある、「10年後・・・」という感覚。

いやいやいや・・・・ええ?


いや・・・・まだ最終巻残ってますって。

てか、何あの人、結婚しちゃってんですか。

相手は誰よ、「よく知ってる人」って・・・・

直前の描写見たら、どう考えても、彼ですが、まるで二人で一緒にシャワー浴びたような描写・・ってねぇ・・・

反発しあってる方が。。。っていうフラグどおりでいけば当然なんですが・・・ええ?

いや。。じゃぁ5巻の一連の騒動は、どう片付いたんだよ、あの娘とくっつくんじゃなかったの?

いや、これはよくあるミスリードだ、怪しい人ほど除外だ

といっても、登場人物で男って全然いないんですよね・・・・まさかボディガードと!(

主人公も主人公で「結婚しちゃえよ、と最近よく言われる」って・・・おいおい、

誰となんだよ・・・思い当たるのは3人、いや今回ので4人か・・・でも・・・ねぇ。

こういう三角関係って終らせ方が一番難しいのに・・・ここまできちんと・・・後の子は・・・?

きっとレモンパイがキーワードなんだろうな、レモンパイ・・・あれ?確か・・・

おいリュージ、さっさと3巻返しやがれ><


てか6巻での最後にして最大の伏線はどうなってんだよ・・・・この書き方みると・・まるで・・ねぇ・・・。



と、壮絶にネタバレ?というか、疑問を無理やり残された形で、いよいよ最終巻に。

やっぱり最終巻を前にして、何年後かはわからないですが、最終巻より時系列的にあとってなんなんだろうね。

嵐ヶ丘』意識して・・・なんですかね?口絵のところにも、またエミリー・ブロンテの言葉引用してますし。


まぁ楽しみです。