文学少女と神に臨むの作家　上下／野村美月

最近また新しいシリーズが始まったみたいですが、知らなかったことにしよう、うん。

そんな、面白かったけど、終わってみると好きってわけじゃない、そんな感覚。

というか、これラノベじゃない・・・全然ライトじゃなくてヘビーです。

いや、確かに手軽に読めて、その意味では　ライト　なんですが

内容が読んでて欝になる。

これを通勤時間に読んで、会社につく頃にはもう、欝ですよ。

気持ちが沈んだまま、一日を迎えてしまう。

だってラノベなのに、ラノベのはずなのに

「だから、オレの子だって！三ヶ月目ってあのときだろ？それともあのときか？くそっ、大丈夫って言ったのに」

ってやり取りが出てくるのはやっぱりなんか違うと思う、うん。

今回は、前回読んだ、『狭き門』がテーマ。

ですが、なんていうか、今までより使いこなせてない気がする・・・

やっぱり2巻の『嵐が丘』が一番でしたね・・・複雑にからみあってて面白かった。

今回はこれと、オリジナルな作品もぐるぐるするので、薄くなるのはしょうがない。

ミステリーかどうかわかんないですが、もう傾向がわかってるんで、途中で予想がついちゃったのも、なんかなぁの一員。

まぁ、でも　最後は　どちらかといえばハッピーエンドでしたので、気持ちよかったです。