維新節
たびたび日記に登場する西尾維新。
それのある意味代表作という化物語を読んでます。
- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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有名なやり取りはここに書くような内容ではないんで(
別の気に入ったやりとりを抜粋。
「お前は」
僕は八九寺に訊く。
「お母さんのこと大好きなんだよな」
「ええ、好きです。勿論、お父さんのことも(中略)わかってます。お父さん、色々とあって大変だったんです。ただでさえ、一家の大黒天だったのに」
「お前のお父さんは七福神のメンバーなのか……」
父は偉大だった。
そりゃ色々とあって大変なはずである。
「お父さんとお母さんは(略
このあたりとか本当に趣味なんだろうなぁと思います。
なぜシリアスなムードにギャグをはさむとつっこみたい。
なんていうか、芸にもコントや落語といった「会話の面白さ」を楽しむ要素があるんですから
本でも、それに特化した本があってもいいと思うんですよね。
それが維新の面白さかなぁと個人的に理解してます。
あーあとはツンデレやロリコンといったオタク用語(?)や他の漫画のネタ(特にJOJO)をひっぱってくるのが多いのも特徴なんでしょうね。
同じく最近買った「零崎曲識の人間人間」で気に入ったやりとりを紹介。
「前略)僕はそう言いたいんだ」
「……勘違いするな。別に俺は兄貴のためや零崎一賊のためにやったわけじゃねえよ」
「ふむ。ツンデレという属性がはやって以降『勘違いするな』という台詞から格好良さは完璧に消えたな」
「ああ?ツンデレって何(後略
なんというか、かっこよさは消えたっていわせるためだけにこのやり取りをしてるとしか思えないんですよね。
でも、なんだか感心してしまう、完全に気楽な読書です。
って何で俺こんなこと書いてるんだろう・・
まぁネタがないんで、それのつなぎってことで。