[はてな100冊]52 氷点(上・下) /三浦綾子

氷点 (上) (角川文庫 (5025))

氷点 (上) (角川文庫 (5025))

氷点 (下) (角川文庫)

氷点 (下) (角川文庫)

この本は失敗したんですよ。

普通に読んでたら、半分くらい読んだところで 今読んでるのが「下」だと気づいたんですよ。

いや・・・奇跡の生還からはじまる・・・みたいな感じで読んでたんですが、いっこうにそのエピソードが詳しくでてこない。

ついでに、子供になにがあったのかよくわからない。

でも、そういう感じの小説だと思って読んでました。


で、気づいてからも結局、下を読み続けました。まぁ当然ネタばれあり。

ありなんですが、それが気にならないくらい面白い。

とにかく文章が上手いんだと思います。

まぁあからさまと言っちゃあからさまなんですが、緩急つけるのが非常に上手い。

そんな感じで読み進めちゃいましたよ。


ただ・・上下をちゃんと読んでいれば・・・と後悔な一冊でした。

[はてな100冊]53 ドミノ/恩田陸

恩田陸三回目。

ドミノ (角川文庫)

ドミノ (角川文庫)

いやはや、壮絶なあたりでした、これは。

正直前回読んだのが暗い感じだったので期待してなかったんですが

非常に明るい、コメディミステリー(?)

登場人物20人と1匹。全員主人公。

二つの袋の取り間違いからおこる、東京駅での、事件。

これがドミノのように連鎖していき、最後には・・・・てな内容。


やっぱり自分、暗いのより明るいのが好きなんでしょうね。

視点がころころ変わるのに、それが気にならないくらい面白い作品でした。


本が苦手な人でもぜひ。

[はてな100冊]54 ゆめつげ/畠中恵

ゆめつげ (角川文庫)

ゆめつげ (角川文庫)

なんだか多分有名な人らしいですが、読んだことない。

というか、これ読んでわかりました。


俺、時代物小説読んだことない。

司馬遼太郎とかノータッチ。

これで大学で歴史学んでたっていうんだから笑わせる。

おかげで、文体がむちゃくちゃわかりにくい。

ああ、こういう書き方なんだ、となれるまで時間かかりました。

とにかく状況と誰がしゃべってるのかを追うのが大変でした。


まぁそれが一番の印象(

内容としては、うーん。

好きな人は好きなんでしょうがね・・・・。

うーんです。

[はてな100冊]55 蒼の炎/貴志祐介

青の炎 (角川文庫)

青の炎 (角川文庫)

なんというか、なんというか・・

高校生の犯罪!って感じで、まぁ確かに面白かったんですが

とても切ない・・・

流れから最後は、あと一人殺すだろうな、と思ってたんですが

それもないまま終わる・・・

そんな感じで、不完全燃焼に終わった作品でした。

ああ、いや、高校生らしく、高校生の日常の中で殺人を行っているのはわかるんですがんー

ラノベの読みすぎなんでしょーね。


煮え切らない感じで終わりました。

[はてな100冊]56 グラス・ホッパー/伊坂幸太郎

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

色々と評判の高いこの人の作品、ちゃんと読むのははじめてだったり。

いや、『死神の精度』を立ち読みであるんだっけ。

まぁ多分はじめて。


だったんですが、なんだか期待はずれ。

展開はまぁいいんですが

何より魅力的な設定がないというんだろうか、ものたりなさが残る。

アマゾンで見ても、星は比較的低い状況

ですが、ひとつ学んだ。

信者 すげー と。

これでも5点つけるんだーとびっくりでした。


とにかく別のを読んでみたいです。

九州プレイヤーにつぐ

おまえら、ちょっとコインランドリーいってこいwwww

WASH−HAUSE ってコインランドリーで、ライブカメラ配信やってるんだぜww

http://www.wash-house.jp/map_fukuoka.html


夏には福岡に帰らないことにしたし

やっぱりさびしいんだぜ!そっちの日記とか見てると!

いいなぁ・・・8月1日・・・。

いいなぁ・・・ポケカにギャザ・・・・


というわけで機会があったらよろしくw

人の目気にせず、なんかしてくれ!

角川の夏の100冊

だいぶ前のネタですが、夏の100冊にはいったんで。

http://www.kadokawa.co.jp/dis/summer/bunko.php

新潮社、集英社と 夏の100冊やってますが

気に入ったのが、この角川のリスト。


ハルヒ狼と香辛料がはいってる一方、地獄変やこころとかはいってる。

夢野久作といった際物から、伊坂幸太郎まで、まさに玉石混在。

そしてなんといっても『アルケミスト』がはいってるのがうれしい。


そういうわけでしばらくこのリストに沿って、読むことにしました。