84〜99

OZの迷宮/柄刀一

水車館の殺人綾辻行人

感染歌/秋元康

LOST Vol.1 season1/?

君のためにできること村山由佳

こころ/夏目漱石

オリエント急行殺人事件アガサ・クリスティ

黒猫/エドガー・アラン・ポー

空の境界(上・下)/那須きのこ

シャーロックホームズの冒険/コナン・ドイル

4つの署名/コナン・ドイル

俺の妹がこんなに可愛いわけがない1/伏見つかさ

よだかの星宮沢賢治

地球から来た男/星新一

蟹工船小林多喜二

ニンギョウがニンギョウ/西尾維新


すごくカオスなセレクション

ラノベ青空文庫+同期が買ってきた本を足したらこうなった。


読んで心動かされたのは、ありきたりだけど『こころ』

前半部分読んだの初めてだったんで、あんな話とは。

結末しってるだけに、「先生」の気持ちが痛いほどわかり、辛かった。


意外によかったのは、ラノベの『俺の妹がこんなに可愛いわけがない

てっきりハーレムラノベと思って読んだんですが、まぁまぁなんとまじめなこと。

いや、ラノベ的展開はたくさんあるんですが、ここまでオタク文化を書くとは。

非オタの人に読ませてみたい作品。


逆にひどかったのは、『感染歌』

本をまったく読まない友達に買ってきてもらうシリーズとして行ったんですが

これがひどいひどい。初ケータイ小説だったんですが、真価を見せつけられた気がします。

ホラーの癖に、途中からバトル展開、その上収拾がつかず打ち切り状態の殺しっぷり。

2ページ使って手練れ風に登場させといて、その半分を2行で「バンバン」で殺していくのはどうよ?

読まないとわからない本ってあるもんですよねー。


99冊目としては『ニンギョウがニンギョウ』をセレクション。

2度目ってこともあるんでしょうが、さすがに100冊読むとなれたのか、読みやすい。

まぁあいかわらず意味不明ではあるんですけどね。


さて、『よだかの星』まで含めて99冊としたこのシリーズ。


最後の一冊は最近でた、西尾維新の新刊で締めるつもり。

この100冊のチャレンジの目的としては、まぁ暇つぶしですが

一般書も含めていろいろと読んでみて、ラノベを自分なりに評価してみたいって目的も途中からでてきた企画。


そして、最近ネット社会?を騒がしている 西尾維新信者。

ミステリ板やラノベ板、見てないですけど少年漫画板等々、うざさはこのうえないものがあります。

100冊を振り返ってもらってもわかるとおり、自分も 信者っていって過言じゃない。

その一人だったとして、99冊読んだ後にどう意見を変えるか。


作者自身ひさびさにまともな小説を書いたという『難民探偵』、これで評価したいです。

おかげで帰りの飛行機が楽しみだったり。